信号機を表現したお箸

全国へ交通信号機器の開発、製造を行う福岡県大牟田市の信号電材株式会社。第二創業のタイミングであった、創立50周年のタイミングで記念品をご依頼いただきました。

ストーリー

ヤマチクに依頼することになった経緯

弊社では、創立50周年を第二創業と位置づけ、コーポレートスローガン「すすむをつくる。」を制定しました。

創立50周年の記念品についても、「すすむをつくる。」をコンセプトとして「実用性」「環境への配慮」「地域への貢献」「独自性」の4つの観点で選定を行いました。

その結果、ヤマチクの竹の箸が最も「すすむをつくる。」との親和性が高く、我々の想いを体現できると考えコラボレーションをお願いしました。

オーダーいただいた内容

交通信号メーカーとして馴染みのある車両信号機をイメージし、数は3膳、色は赤青黄色の三色にしました。塗料は信号機と同じ色で調色していただき、塗装範囲は信号機の色と竹の素材が一番バランスよくみえるものにする、といったふうに信号機を忠実に再現することにこだわりました。

箸の種類は弊社の新しいロゴにあわせ、持ち手が三角になった三角箸を採用し、端部をカットすることでよりロゴの三角に近づくようにしました。

箸の長さは男性、女性誰でも共通で使う事のできる23cmに。細部にまでこだわったため要望も多くなってしまったのですが、要望にあわせたサンプルをいくつも作っていただき、実際に現物確認ができたので非常に感謝しています。

コラボした感想

お渡しした方からは、使いやすい、色・数が信号機メーカーらしくて良い、もっと欲しい等多くの反響をいただきました。

また、実際にヤマチクのショップへ行ったという方も多くいらっしゃいました。

見つめ直したい「あたりまえ」

日々目にする信号機は、私たちの生活において当たり前に存在し、無意識のうちに人々の安全安心な社会をつくっています。そんな「当たり前の存在」がもたらす安心感は普段は気付かれにくいものです。

しかし、万が一その存在が失われれば、社会の安全安心の生活が大きく変わるでしょう。当たり前にあるものが支えている日常に改めて感謝し、「すすむをつくる。」という想いと共に、さらに安全安心な社会を築いていきたいと考えています。

竹の写真

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